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葬儀の日 |
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第47回文學界新人賞受賞 / 芥川賞候補 |
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最初の作品集ですね。結構難解な作品ばかりが収められていると思うんですが、それは私が解っていないだけでしょうか。
でも、面白いですよ。“解る/解らない”と“面白い/面白くない”は全然別物ですからね。文体やプロットにかなり若さが溢れていると思うのですが、いかがでしょう。
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セバスチャン |
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この作品は、ある意味で松浦さんの原点とも呼べるものではないでしょうか。登場人物や物語に、その後の作品で徐々に立ちあらわれてくる「松浦さんらしさ」を見ることができるような気がします。
ところで私、背理さん(登場人物)、嫌いです。
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大原まり子・松浦理英子の部屋 |
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(共著) |
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ずっと探していたのですが、先日ようやく手に入れることができました。
中身は、大原さんとの旅行についてのお話やエッセイ、それから女子プロレスラーのブル中野さんへのインタビュー等、盛り沢山な内容でファンとしては応えられないものですね。
ところで、この本には写真がたくさん掲載されているのですが、十数年前の写真にもかかわらず、今とお顔がまったく変わっていない気がするのです…。
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ナチュラル・ウーマン |
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個人的には最高傑作だと思います。松浦さんの著作を他人に薦めるときは必ずこの作品にしています。
内容は端的に言ってしまえば女性同士の恋愛、所謂同性愛の話なのですが、私はとても真直ぐな恋愛小説であるような気がします。
映画化もされましたね。緒川たまきさんのファンなので、彼女が出演しているのが嬉しかったです。
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親指Pの修行時代 (上・下) |
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第33回女流文学賞受賞 |
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松浦さんの作品の中では一番有名でしょう、たぶん。私もこの作品がきっかけで松浦さんを知りました。
かなり長いのですが、ストーリーが面白いのですいすい読めます。それでいて内容も深い、と。
ところで、確か映画化の話があったと思うのですが…。
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ポケット・フェティッシュ |
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短めのエッセイ・評論等を集めたものです。松浦さんの書かれる物語を読むための足掛かりとなるような著作ではないでしょうか。
表紙に使われている松浦さんのポートレイトが好きです。良い写真ですね。
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銀星倶楽部18・ぬいぐるみ |
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(共著) |
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読んだことありません。読まれたかた、ぜひ感想を聞かせてください。 |
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日本のフェミニズム6・「セクシュアリティ」 |
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(共著) |
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読んだことありません。個人的には、松浦さんの著作を「フェミニズム」で括ってしまうのはどうかと思うのですが…。 |
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トーキングヘッズ叢書第8巻・松浦理英子とPセンスな愛の美学 |
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(共著) |
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読んだことありません。読まれたかた、ぜひ感想を聞かせてください。 |
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現代語訳 たけくらべ |
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読んだことありません。ちなみに原作のほうも読んだことないです。 |
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おカルトお毒味定食 |
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(共著) |
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笙野頼子さんとの対談集です。
笙野さんの作風は松浦さんとはまったく違うと思うのですが、お二人は非常に仲の良い友人なのだそうで、この対談も非常にテンポ良く読みすすめることができると思います。それでいて、お二人の創作に対する姿勢などもうかがえる貴重な言葉が収められています。
しかし、やはりこのタイトルはどうか。
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優しい去勢のために |
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[ナチュラル・ウーマン] が松浦さんの小説における最高傑作なら、この作品はエッセイの最高傑作だと思います。
割にボリュームのある作品ですが、構成も良く練られており、読みすすめるにつれて松浦さんの世界を把握するための手掛かりを次々と得ることができるでしょう。必読。
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日本の名随筆 別巻86「少女」 |
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(共著) |
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山田詠美さんの編によるもので、「〈生涯一美少女〉ジェーン・バーキン」が収められているそうです。 |
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群像・日本の作家29・村上龍 |
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(共著) |
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読んだことありません。読まれたかた、ぜひ感想を聞かせてください。 |
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おぼれる人生相談 |
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松浦さんてなんて真面目なかたなのでしょう。というひとことに尽きます。
私は、あまり他人に人生相談をされることは殆ど無いのですが、もしされたときは松浦さんの姿勢を見習って真摯に答えることにしましょう、と思いました。されないと思いますが。
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女性作家シリーズ21 |
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(共著) |
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読んだことありません。どの作品が収められているのでしょうか。読まれたかた、ぜひ感想を聞かせてください。 |
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裏ヴァージョン |
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「親指P」から実に7年ぶりの新作小説。そこかしこに仕掛けが隠されており、それだけでもかなり楽しめます。
そのタイトル通り、これまでの松浦さんの作品とはやや趣の異なる小説ですが、私の中では「ナチュラル・ウーマン」に並ぶ名作に位置付けられています。 |
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