syrupy-therapy.net トップ || blog | リンク || JUMEAUX OBSCENES | あなたにしか感動しない。 || mail
blog : バリ最終日

2005年03月24日

バリ最終日

今日は、ワヤンさんに寺院を観たいとお願いしたところ、偶々今日からベサキ寺院で年に一度のお祭りが行われるということなので連れていってもらう。

ベサキ寺院はバリヒンズー教の総本山(ワヤンさんは世界総本山と言ってたけれども、調べてみるとバリの総本山みたいですな)ということで、お祭りにはバリ中から人が訪れるらしい。
単なる観光客はあまり内側に入ることはできないが、正装(民族衣装)であれば、お祭りのおこなわれている寺院の内部に入ることができるということで、先ずはワヤンさんのお宅にお邪魔して衣装をお借りする。
日本人の奥様も好意的に迎えてくださり、早速民族衣装に着替える。
面白いことに、衣装はちゃんとしているのだけれども足下は普通のサンダル。これで良いのか。

ワヤンさんのお子さん(可愛い)と遊んだりしてから車でベサキ寺院へ向かう。
途中で「ベサキ寺院はこちら」と書いた看板があり、車はそちらとは反対の方向へ進む。おそらくあれが通常の観光客用の案内なのだろう。
どんどん道を進み、程無くベサキ寺院へ到着。かなり標高が高い。そしてお祭りらしく屋台がたくさん出ている。
寺院と言っても、実際は複数のお寺の集合体のようなもので、各々カースト(ヒンズー教ですからね)に対応したお寺になっていて、その身分の人しかお参りできなかったりするらしい。
ワヤンさんに案内されて、一番開けた広場へ。そこではたくさんの人たちが順番にお祓いのようなものを受けている。
ワヤンさんに「やってみますか?」と言われたので全く信仰心の無い私たちも一緒に受けてみる。
「私の真似をしてください」というワヤンさんの言葉に従い、彼のやる通りに一連の動作をおこなう。地面に線香を立て、お供えの花を捧げてお祈りをし、それを髪に挿す、等々。
なんか宗教儀式といっても緩いもんだなあ、等と思っていると、最後に聖水らしきものを持った女性が近付いてくる。ワヤンさんの指示通り手で受けて髪を濡らしたり飲んだりするのだけれども、その時にエムさんが掌のかたちを厳しく修正される。ああ、やはり宗教なのだなあ、とちょっと感心してみたり。

その後、キンタマーニ高原へ移動して(民族衣装のまま)食事。これが結構恥ずかしかった。普通の格好の観光客の中で民族衣装の日本人が食事。嗚呼。
そして再びワヤンさんのお宅へ。衣装をお返しして、またお子さんと遊んだり奥様と話したりしてから買い物をするべくお店へ案内してもらい、アクセサリーやお土産等を買い込む。

そして最後に海辺のレストランへ。
日の入りの時刻に間に合うようにとワヤンさんが(正確に言うとワヤンさんと一緒に回ってくれた運転手の男の子が)車を飛ばしてくれた(それはもう物凄い勢いで飛ばしてくれた)ので、ビーチで綺麗な日没の空を観ながら食事することができて嬉しい。
しかし結局、バリに居た間に海を観たのは最終日のこの夕食時のみ。

最後にもう一度買い物をする為にショッピングモールのようなところに連れていってもらってから空港へ。
最後の2日間はワヤンさんのおかげで色々なところに行くことができてすごく良かった。日本語も堪能なので安心できるし、お勧めのガイドさんです。
バリを訪れる予定があって現地のガイドさんをお探しのかたは、私まで連絡いただければワヤンさんの連絡先をお教えしますよ。

空港で時間を潰してから深夜発の飛行機に乗って成田へ。
楽しゅうございました。


“バリ最終日”へのトラックバック

このエントリーのトラックバックURL: 

"バリ最終日"へのトラックバックはまだありません。

“バリ最終日”へのコメント

旅行記面白かったです。
素敵なガイドさんに出会えたみたいでよかったですね。 民族衣装姿、写真に撮ってありますよね?今度見せて下さいー。

  •   ayabon
  • 2005年04月15日 22:44

写真、撮ってありますよ。今度お見せしましょう。
…笑わないでね。

  •   松村
  • 2005年04月18日 23:30

コメントする?

コメントする

(HTMLタグは使用できません)
ブラウザに投稿者情報を登録しますか?(Cookieを使用します。次回書き込み時に便利です。)
  •  
  •