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blog : バリ2日目

2005年03月21日

バリ2日目

今日は午前中にウブドの街をぶらついた後、午後からオプショナルツアー(ウブド半日観光)に出かける。

先ずはネカ美術館へ。
地元のアーティストの作品を展示してあるのだけれども、年代を追う毎に西洋絵画の影響が色濃く見られてわりと面白い。そして作品の保存状態の悪さにちょっと驚く。展示室の窓が開け放してあったり、普通に日が射してたりするのはどうかと思う。
その後、テガラランのライステラス(棚田)へ。
綺麗ですな。綺麗なのだけれども、田んぼの中に椰子の木が立ってる風景は日本人としては衝撃的。そして物売りの攻撃も激しく、ちょっと閉口する。
次はゴアガジャ遺跡。
ゴアガジャとは「象の洞窟」という意味で、寺院の跡地らしいのだけれども、実際に僧侶の瞑想に使用された洞窟等も残っている。点在するレリーフや神様の像(すべて石彫)も良い感じ。
最後に(断ったにもかかわらず)買い物の為に店舗を連れまわされてから解散。観光っぽい。

その後、ウブドの街中を歩いてモンキーフォレストへ。
猿も見られて良かったのだけれども、森の奥にある寺院が独特の雰囲気をたたえていて良い。
特に寺院の周囲に置かれた石像が、黄昏時の薄暗さの中、異様な迫力を持っていてどきどきする。半獣半人の像や異形の(おそらく神の)像等、苔むしたそれらは近寄り難いくらいの力があり、夢中で写真を撮ってしまう。

夜はウブドの寺院でレゴンダンスの公演を観る。
ガムランの音に合わせて踊るダンサーたちは、衣装や化粧も含めてやはり素敵。ガムランの奏者の若者が公演中に携帯で電話していたのもちょっと面白かった。
個人的に気に入ったのは「バリス」という戦士の踊りで、緩急の付けられた所作と激しい視線の動き、衣装の頭部の飾りがひらひらと細かく動く様子等、素晴らしい。
満足しました。

終演後、ホテルからの迎えのバスを待っていると「観光ガイドはどうだ?」という誘いの声が、片言の日本語でたくさんかかる。
どれも適当にあしらっていたのだけれども、中に一人、とても流暢な日本語で話しかける男性がいる。面白いのでバスが来るまで話を聞いていると、ワヤンさんというそのガイドの男性は奥さんが日本人だという。道理で達者な。
結局、バスが到着するまで色々話を聞き、色々親切に提案をしてくれたのでカードを受け取ってからホテルに戻る。


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